函館市が企画、湯の川温泉が特別料金で

◎浴衣姿で温泉街“はしご”を 2日、函館市がイベント
 湯の川に温泉地の風情を−。函館市は11月2日、湯の川温泉街で「湯巡り紀行」と銘打ったイベントを行う。特別料金でさまざまな旅館・ホテルの日帰り入浴を楽しむ趣向だ。
 イベントは函館湯の川温泉旅館協同組合加盟の6つの宿泊施設が協力。参加者は3枚つづり1500円(当日のみ有効)のチケットを買う。購入者には小物を入れる竹かごが配られ、無料貸し出しの浴衣姿で6施設のうち好きな3カ所の浴場を「はしご」する。
 湯の川は道内有数の温泉地だが、日帰り入浴できる施設が少ないなどで客が行き交う温泉地らしい風情に乏しい。市は「こうしたイメージを変えるきっかけになれば」と企画した。今回の参加施設の半数は普段、日帰り入浴は受け付けていない。
 チケットは予約が必要。先着50人で、申し込みは市観光コンベンション部(電)0138・21・3454へ。(西依一憲)
 6施設は次の通り。
▽湯の浜ホテル▽竹葉新葉亭▽湯元啄木亭▽湯元河畔亭▽ホテルかもめ館▽ホテル雨宮館
北海道新聞2008.10.23朝刊一部抜粋)