ブルーベリー苗木栽培

◎ブルーベリー苗木栽培のポイント
●植え付け
真冬と真夏を除けばいつでも行えますが、芽が伸び始める前の春先が最適期です。植えつける苗木は2〜3年生の、30cmぐらいに伸びたもの場よいでしょう。 苗木は、日当たり、通風のよい場所に植えつけます。結実させるために、同じ系統の別の品種を植えつけます。
●一年目の管理・作業
植え付け時に、元肥として緩効性の化成資料(例・N-P-K=5-5-5)を、一株当たり4〜7g施します。追肥は6月下旬〜7月上旬に、元肥と同量程度施します。 水は、一年を通して、晴天の日が4〜10日続いたらたっぷりと与えますが、特に真夏の乾燥期は多めに与えます。 害虫は成木に準じて防除しますが、6〜7月にコウモリガの幼虫に加害されることが多いものです。雑草が繁茂すると被害を受けやすいので、定期的な除草が必要です。
●二年目の管理・作業
水やりや害虫の防除は、一年目に準じて行います。肥料は、発芽前と6〜7月に、一年目と同様に施します。
●整枝、選定
12〜2月の間に、勢いのない弱い枝や、下垂した枝を切り取って、残した枝を充実させるようにします。
●摘蕾
ブルーベリーでは、二年目から花芽がつくことが多いものです。株の小さいときに結実させると生育が悪くなるので、発芽前にすべて摘み取るようにします。