ブルーベリー収穫後の管理

◎ブルーベリー収穫後の管理・作業
○水やり:7〜10日に1回程度、十分に水を与えます。
○肥料:果実がなりすぎて弱った木や、新梢の伸びが悪い木や、葉色が黄みをおびているような木には施します。化成肥料(例・N-P-K=8-8-8)を、樹高1m70cmぐらいの木で、20〜30g施します。
○害虫の防除:ミノガ、イラガ、コガネムシ類は、葉が食害されないうちに捕殺します。葉の被害多いと、花芽の充実が悪くなります。カミキリムシの幼虫が根元の枝などに侵入して木くずを出したり、コウモリガは樹脂を含んだ虫フンを出すので、見つけ次第、穴に針金などをさし込んで殺します。
◎休眠期の管理・作業(12月上旬〜2月下旬)
○水やり:晴天の日が15日ぐらい続いたら十分に与えます。
○肥料:緩効性の化成肥料(例・N-P-K=5-5-5)を、樹高1m70cmぐらいの木で、200gを1回施します。
○マルチング:根元を、落ち葉、稲ワラなどで覆い、土壌の水もちをよくし、乾燥を防ぎます。
○整枝・剪定:よい果実をならせるには、欠かせない作業です。
★充実した枝には、3〜5個の花芽ができます。先端の1〜2個を切り落とします。
★結果枝を出すためのシュートや将来、樹形の中心にするためのシュートは切らずに残します。
★根元から離れたところから伸びたシュートや下垂した枝、不要なシュート、内向きの枝、こみすぎのシュートは切りましょう。