小松菜料理 栄養 成分

小松菜の栄養成分と料理方法について
小松菜などの葉野菜は旬のものを。
小松菜やほうれんそう、春菊などの葉野菜の旬は本来、冬。
夏にも出回っているが,冬の葉野菜が夏に出回っているのは、栄養価が最も低いといわれる。紫外線をよく浴び、土からの養分をじっくり吸収して育ったもののほうが、促成栽培の夏のものより、栄養素だけではなく、クロロフィルなど抗酸化成分も多い。葉野菜はできるだけ、旬のものを利用したい。
●小松菜の栄養成分
○カロテン/3100mg(ビタミンA520μg):粘膜を丈夫にし、免疫機能を正常に維持し、がんを予防する。
葉酸/110μg:ビタミンB12とともに造血にはたらく。また、細胞の新生にに不可欠で、不足すると潰瘍(かいよう)になりやすい。
○ビタミンC/39mg:コラーゲンの生成を助け、発がん物質の生成抑制と解毒にはたらく。
○ビタミンK/210μg:骨にカルシウムが沈着するのを助け、骨粗しょう症の予防と改善にはたらきます。
カリウム/500mg:ナトリウムの排泄を促進して血圧を下げる。
○鉄/2.8mg:赤血球へヘモグロビンの成分で、不足すると鉄欠乏性貧血になります。
○カルシウム/170mg:骨や歯を形成し、健康を維持します。神経の興奮を鎮め、精神を安定させます。また、体内の鉄の代謝を助ける。ちなみに青菜の吸収率は18%です。
★小松菜のクロロフィルを100%生かす料理方法は生やジュースで。
ビタミンCとどうように加熱に弱いので、生でサラダにしたり、果物といっしょにジュースにして摂取する。
★豆知識:小松菜は江戸時代に小松川村(現在の東京都江戸川区)などで栽培されていたことから名づけられた。