2005年日本人の平均寿命

◎2005年日本人の平均寿命女性は世界一、男性4位
日本人の2005年の平均寿命は女性が85.52歳、男性が78.56歳と確定したことが2007.3.1、厚生労働省が五年ごとに公表している「完全生命表」で分かった。
2000年の前回調査から女性は0.92歳、男性は0.84歳、それぞれ延びた。
 平均寿命の集計期間や方法は各国・地域で異なるため厳密な比較はできないが、女性は長寿世界一、男性は4位。女性の2位は香港、3位はスペイン、男性の1〜3位は香港、アイスランド、スイスの順となっている。
 厚労省は毎年、推計人口から計算した簡易生命表を公表。さらに5年に一度実施される国勢調査のデータを基に、生命表の確定版といえる完全生命表を作成している。
 昨年7月に公表した簡易生命表による05年の平均寿命は、女性が85.49歳、男性が78.53歳。昨年10月に公表された国勢調査の確定人口などを基に算出したところ、今回の完全生命表では男女とも0.03歳高く補正された。
 生命表は、年齢別にあと何年生存するかを示す「余命」を計算したもので、平均寿命は零歳児の平均余命を意味する。
北海道新聞一部抜粋2007.3.2)