花粉症

◎花粉症は、花粉が原因で起こるアレルギー性の病気です。
 花粉症のシーズン(花粉が飛んでいる時期)中はずっと、「くしゃみ、鼻水、鼻詰まり」や「目のかゆみ、充血」「全身倦怠感」などの症状に悩まされます。
 花粉症の治療は、花粉を除去することや、マスクや眼鏡などを使って、花粉を避けることと、薬物療法が基本になります。
●子どもに増えている花粉症
 最近、15歳以下の子どもの花粉症が増えています。東京などの都市部で働く大人とその子どもを対象に、アンケートを行った結果、15歳までに花粉症が発症した人は、現在の大人では約5%でしたが、こどもは約10%と、約2倍もの開きがありました。
 親の世代に比べ、子どもの世代では花粉症の患者さんが、確実に増えています。花粉症の飛散量の増加や住環境の変化などが原因とされており、今後もこの傾向が続くと考えられています。
 (NHKきょうの健康)より一部抜粋