糖尿病網膜症

◎甘く見ていると痛い目に・・・毎年3000人苦しんでいる。
【糖尿病網膜症の原因と症状】
「糖尿病網膜症」は、高血糖が原因で、網膜の血管に障害が起こる疾患。
「血糖値が高い状態が続くと、網膜の血管がもろくなり、血管の透過性が亢進したり、血管が閉塞したりする。その結果、網膜の酸素や栄養が不足し、網膜が破壊されてしまうのです」という。
 症状は、自覚症状がなく視力に影響のない「単純網膜症」、危険な状態の一歩手前に「増殖前網膜症」、血管新生(血管閉塞などにより、代替血管として新しい血管が生まれること)が見られる「増殖網膜症」へと進行する。「血管新生は急激な眼内出血や網膜剥離などにつながる。失明など、重篤な視力障害を引き起こす危険があるので、特に注意が必要です」。
道新スポーツ抜粋)