食品まつり 新鮮食材に市民の列

道南でとれた農水産物などを中心に集めた即売会「第7回食品元気まつり」(函館地域食品商業活性化協議会、函館市主催)が10月1日、市水産物地方卸売市場(豊川町27)で開かれた。新鮮な食材などが安価で購入できるとあって、多くの買い物客でにぎわいを見せた。
 対面販売の魅力を消費者に再認識してもらおうと、食品小売8団体で同協議会を立ち上げた1998年から実施。2004、05年は別内容のイベントを展開したが、市民から再開を望む声が多かったことから、3年ぶりの開催となった。
 井上博司市長が「函館に元気が出るようにと、知恵を絞ってきた。慌てずゆっくり、買い物を楽しんでください」とあいさつ。テープカット後に同市場内が開放され、待ちかねた来場者が目当ての品々を目掛けてどっと流れ込んだ。
 魚介類では、サケやホタテのほか、クジラ肉を使ったジンギスカンや缶詰などを販売。また、ガゴメ(トロロコンブの仲間)を使ったうどんや毛ガニ汁も数量限定で振る舞われ、来場客は熱々の味覚を満喫していた。
函館新聞抜粋)