遺伝子組み換え作物(4)

一方、この研究を批判する形で、米食品医薬品局(FDA)の元バイオテクノロジー安全性専門官は「遺伝子組み換え作物(GM)が商業生産され10年余り。この間、健康への悪影響は認められていない。プラスミドと呼ばれるDNAを持つタンパク質を含んだ遺伝子組み換え作物(GM)を食べた場合、タンパク質は消化され、影響はない」とした。
農水省などの外郭団体の残留農薬研究所の毒性部副部長は「餌の大豆は生で与えれば毒性があり加熱処理が必要。ラットの死因と遺伝子組み換え作物(GM)が本当に結びつくのか不明」と研究成果を批判した。
こうした批判に対しエルマコワ博士は、「プラスミドによるDNAは小腸から吸収され、次の世代の組織からも検出されている」と反論。
体重などが問題にされたことに対しては「むしろ群ごとの死亡率に有意な差が出ていることに注目すべきだ」とした。
北海道新聞抜粋)
遺伝子組み換え作物(GM)(1)〜(4)を読んでどのように考えますか?
私はキッパリ「買いません」の一言。