平均寿命は過去最高更新 世界2位

 去年の日本人の平均寿命は、女性が87.14歳、男性が80.98歳といずれもこれまでで最も長くなり、主な国や地域と比べると男女とも香港に次いで世界2位となりました。
 厚生労働省によりますと、去年の日本人の平均寿命は、女性が87.14歳、男性が80.98歳で、おととしより女性は0.15歳、男性は0.23歳上回り、いずれもこれまでで最も長くなりました。
 平均寿命は、東日本大震災のあった平成23年に男女ともに前の年を下回りましたが、その後は5年連続で前の年より長くなっています。
また、平均寿命が公表されている主な国や地域と比べると、男女ともに香港に次いで世界2位となりました。
 女性は平成26年まで3年連続で世界1位でしたが、おととしに続き2年連続で2位に、男性はおととしの4位から順位が2つ上がりました。
 厚生労働省は「主な死因であるがんなどが医療技術の進歩や健康志向の高まりを背景に少なくなっている。平均寿命は今後も延び続ける可能性がある」と話しています。