函館市がモデル事業で夜景改善へ

函館市がモデル事業で夜景改善へ
■ 函館市は、地域の景観の魅力を高めて観光客の増加につなげる国のモデル事業の実施地区に道内で唯一選ばれ、今後、国の補助を受けて、名物の夜景をより美しくする事業などに取り組むことにしています。
 このモデル事業は、国土交通省が、全国から10の地区を選び、景観の魅力を高めて観光客の増加につなげる事業を支援するもので、その地区の1つに道内で唯一、函館市が選ばれました。
 これによって函館市は、今後3年間で、最大8億円程度の補助を受けられることになり、この補助金を活用して景観の魅力を高める事業を進めることにしています。
 具体的には、名物の夜景がより美しく見えるよう市内に街路灯を整備するほか、函館山の遊歩道にある老朽化した休憩所の修復などに取り組みます。
 函館市は、「市では、昨年度からデザイン性の高い町並みを整備する計画に着手しており、今回、モデル事業を行う地区として指名されたことでこの計画の実現に弾みがつく」と話しています。