クルーズ船寄港数過去2番目に

■クルーズ船寄港数過去2番目に
今年、道内の港へクルーズ船が寄港する回数はのべ110回余りと、過去2番目に多くなる見込みであることがわかりました。
 北海道開発局によりますと、ことし、道内の港へクルーズ船が寄港する回数はのべ113回と去年より15%余り増え、150回余りだった平成26年に次いで過去2番目に多くなる見込みです。
 船ごとの寄港回数でみますと最も多いのが東京の会社が運航する「にっぽん丸」で26回、次いでアメリカの「ダイヤモンド・プリンセス」が22回などとなっていて、このほかに3隻の外国船が北海道に初めて寄港します。
 また、最も多くのクルーズ船が訪れる港は函館港で31回、次いで小樽港の24回、釧路港の16回、利尻島の沓形港が11回などとなっています。
 寄港が増えている背景について、北海道開発局自治体の誘致活動の成果や中国のクルーズ市場の拡大を挙げていて、アジアの富裕層を中心にクルーズ人気が高まる中、こうした傾向はしばらく続くのではないかとしています。