北陸新幹線1千万人達成

北陸新幹線1千万人達成 富山、金沢で式典 延伸前比で乗客3倍
 昨年3月14日に延伸開業した北陸新幹線が13日午前、利用者1千万人を達成した。北陸新幹線は開業から1年間で、延伸前の在来線特急と比べ約3倍の乗客が利用し、北陸を中心に沿線の観光地は活況を維持している。
 JR西日本は富山、金沢両駅で式典を開催。富山駅でのセレモニーに出席した野中雅志金沢支社長は「予想よりずいぶん早かった。今後も利用者を増やすため頑張りたい」と述べた。同席した石井隆一富山県知事は「今年が正念場。京都、大阪への延伸で、観光のゴールデンルートになる道が開かれる」と未着工区間の開通に期待を込めた。
(2016.04.13北海道新聞夕刊より抜粋)