ハウス200棟損壊

ハウス200棟損壊 道南大雪 知内のニラ用など
 12月25日から26日にかけての大雪の影響で、北海道渡島管内の5市町で雪の重みにより農業用ビニールハウス約200棟が損壊したことが27日、分かった。
 渡島農業改良普及センター(北斗)などによると、27日午前までに北斗市約70棟、七飯町約60棟、知内町約30棟、森町約30棟、函館市5棟の損壊を確認した。水分の多い重い雪だったため、ハウス中央がM字形につぶれているものが多いという。
 知内町では全道一の出荷量を誇るニラ用ハウス約30棟が被害に遭った。同町ではハウス約千棟で、1月に出荷する「一番ニラ」を栽培中。北斗市七飯町ではカブ、ネギ、ホウレンソウの栽培や定植の準備をしていた。
 函館海洋気象台によると、25、26日の2日間の降雪量は七飯町大沼48センチ、函館市29センチ。
(2010.12.28北海道新聞より)