函館の冬最大のイベント

◎クリスマスファンタジー開幕
 函館の冬を代表する最大のイベント「2006はこだてクリスマスファンタジー」が1日、函館市末広・豊川町の赤レンガ倉庫群を会場に開幕した。海に浮かぶクリスマスツリーを呼び物に25日まで、午後6時ごろからさまざまな催しが行われ、クリスマスシーズンを盛り上げる。
 オープニングセレモニーではJAL(日本航空)客室乗務員でつくるハンドベル隊の10人が「ホワイトクリスマス」など3曲を演奏し、9回目を迎えるファンタジーの幕を開けた。
 実行委員長が「25日まで一緒に盛り上げてほしい」とあいさつ。点灯式では、井上博函館市長や駐日カナダ特命全権大使のジョゼフ・キャロン氏ら7人が、巨大なツリーの前にあるステージへ。カウントダウンに合わせてスイッチを押すと、ツリーに飾り付けられたハート形のオーナメント(飾り)と先端にある“星”がピンク色に輝き、上から下に向かって順に明かりがともった。同時に花火が打ち上げられ、来場者の歓声がこだました。
 その後、「Heartful Live(ハートフルライブ)」(函館青年会議所主催)を開催。ミュージシャンのサンプラザ中野さんによるライブが行われ、「Runner」「大きな玉ねぎの下で」などヒット曲を披露し、会場は熱気に包まれた。
 ツリーは姉妹都市提携を結ぶ、カナダ・ハリファクス市から毎年届けられている。メーンツリーの点灯時間は午後4時半から同5時45分までと、毎日の点灯式後の午後6時から翌日午前2時まで。金・土曜と24日は翌朝7時までともす。
函館新聞抜粋)